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 神の救いはすべての人のためであり、それは信じることを通して得られます。救いは、すべて神によって行なわれるので、人の側では信じるほか何一つする必要はありません。
 アメリカに、ジョウェット博士という有名な伝道者がいました。彼には、バレーという名の同労者がいました。バレー氏は牧師でしたが、まだ救われていませんでした。ある夜、だれかが教会堂のベルを鳴らしました。バレー氏はガウンを着て、戸口に出ました。そこには身なりの良くない若い女性がいました。彼女は「あなたが牧師さんですか?」と尋ねました。彼はそうだと言ったので、彼女は「どうかわたしの母を助けてください」と言いました。彼は「もう時間も遅い。明日にしてください」と言いましたが、彼女は、とにかく今すぐ来てくださいと、しつこく言いました。バレー氏は、この真夜中、こんな若い女性と歩くのを人に見られたくないと思いましたが、根負けして、隠れるようにコートをはおり、彼女の家に向かいました。彼女の家の前で彼は尋ねました、「なぜあなたは、わたしをここに連れて来たのですか?」。彼女は答えました、「母は重病です。とても危険な状態です。母は神の王国に入りたいと言っています。どうぞ入れてやってください」。しかし、バレー氏は家に入っても何もすることができませんでした。その娘と母親は、とても狭くて薄汚い部屋に住んでいました。病気の婦人は、彼が来たので叫びました、「どうかわたしを助けて、神の王国に入れるようにしてください。わたしは入ることができません」。彼はしばらく考えて、どうしたらよいものかと思いました。彼は牧師であり、伝道者です。ここに今にも死のうとしている人がいます。彼女は神の王国に入りたいと言っています。そこで彼は会衆に向かって語るように彼女に言いました、「イエスは完全な人です。わたしたちの模範です。彼はご自身を犠牲にし、人々を助けました。もし彼の足跡に従い、自分自身を犠牲とし、他の人を愛し助けて、社会に奉仕するなら、自分の人格を高め、他の人の人格も高めるでしょう」と言いました。話し終えると、彼女はひどく怒りました、「いいえ、違います。これはわたしがあなたに語ってほしいことではありません」。彼女は涙を流し始めました。そして言いました、「今夜は地上での最後の夜です。今、永遠の滅びか、神の王国に入れるかどうかの最後の機会です。わたしをからかわないでください。わたしは一生涯、罪を犯してきました。間もなく、わたしは死にます。わたしに何ができるのですか?からかわないでください。罪を犯してきたわたしに、イエスを模範にせよと言われるのですか。永遠の世界に入ろうとしている大切な時に、冗談はよしてください。どうずれば神の王国に入れるのですか?」。バレー氏はどうしょうもなくなってしまいました。言うべき言葉もありません。その時、7歳のころ、母のひざで聞いたことを思い出しました。今まで無視してきましたが、思い出したのです。彼は言いました、「今、わたしはあなたに言うことがあります。あなたは何もする必要はありません。神が御子にあって罪を取り除いてくださいました。神はすべてを行なわれました」。その言葉で、婦人の顔には喜びが表れました。彼は母親がかつて自分に言い聞かせてくれたことを彼女に語りました。彼女の顔は喜びから涙に変わり、叫び出しました、「なぜあなたはこのことを、もっと早くわたしに言ってくださらなかったのですか?今、わたしは何をすべきでしょうか?」。彼は彼女に、「ただ信じて受け入れるだけです」。と告げました。この言葉を聞いて婦人は平安の中で亡くなりました。後ほど、バレー氏は、ジョウェット博士に、あの夜、婦人は神の王国に入り、わたしも救いの中に入ったと語りました。これは一つの感動の物語です。
 神に感謝します。救いを受けるのは、全世界で最も簡単なことです。わたしたちは何をする必要もありません。主イエスがすべてを成し遂げられたからです。救いには何の条件もありません。単純に信じて、受けることです。
(「神の福音」メッセージより)


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